こんにちは、ねこやまです。
我が家の天ちゃんは、発達障害です。
自閉スペクトラム症とADHDの特性があります。
そんな天ちゃんが2年前、テレビで映画の予告を観て「これが観たい!」と初めて映画を観に行きたいと自分から言った作品がありました。
それはー
『窓ぎわのトットちゃん』。
天ちゃんとおばあちゃんと私の3人で、映画館に観に行きました。
そして天ちゃんが言った一言。
「トットちゃんと友達になりたい。トモエ学園に行きたい。」でした。
あれから時は経ちー
最近、天ちゃんのADHDの特性と思われる行動、例えば多動、多弁、過集中などが気になるようになって、何か参考になるような本はないかな?と考えていた時に、閃いたこと。
それは、天ちゃんが共感した「トットちゃん」と「トモエ学園」のことを知ることが、何かのヒントになるかも!
黒柳徹子さんのように天真爛漫で、自分が思うようにまっすぐに天ちゃんが生きていけるようになるためのヒントが徹子さんの著書にあるかもしれない。
そう思って読んだのが今回紹介する本
『小さいころから考えてきたこと』でした。
「トットちゃん」と天ちゃんの共通点を感じた瞬間
映画を観ていて、「トットちゃん」と我が家の天ちゃんには似ているところがあるな〜と感じました。
それは、トットちゃんが授業中にチンドン屋さんを呼んでしまったように、“刺激があると気持ちがそっちへ行ってしまう”ところです。
天ちゃんは、自閉特性もあるし、怒られるのが大の苦手。
だから「ルールは絶対守らないといけない」と思うタイプで、授業中に勝手な振る舞いをすることはありません。
でも、授業に集中したり、姿勢を保つことは難しく、参観日に見ていると、「動きたいのを我慢して席に座ってるんだろうなぁ〜」と感じます。
なんとか席に座っている天ちゃんではありますが、授業が耳に入っているかは怪しい(笑)。
なぜなら、机に腕枕で横向きに伏せて、“絶対頭の中は別の世界でしょ?”と思わせる雰囲気を漂わせています。
人を楽しませることが大好きな天ちゃん。
映画館で観たトットちゃんとチンドン屋さんのシーンがよほど印象に残ったようで、
「トットちゃん、授業中にあんなことしちゃダメだよねぇ〜」とニヤニヤしながら楽しそうに何度も繰り返していました。
そんな様子を見ていると、
「天ちゃんもトットちゃんとチンドン屋さんを呼んで騒いでみたかったんだろうな〜」と微笑ましく思えました。
そして、トモエ学園の小林先生と何時間も好きなことについて話すシーン。
好きなことを話し出すとおしゃべりが止まらない所も、天ちゃんとよく似ています。
トットちゃんがチンドン屋さんを呼んで先生に怒られるシーンと小林先生に好きなことを語り続けるシーン。
どちらも映画の中でとても印象に残る場面なのですが、
私には、トットちゃんの天真爛漫でまっすぐな性格を象徴する素敵な名シーンに思えました。
黒柳徹子さんの本を読んでわかったこと
天ちゃんと「トットちゃん」には似たところがある。
「トットちゃん」と天ちゃんが似ているのなら、
発達障害のある子どもの育て方や接し方のヒントが、徹子さんの言葉の中にあるかもしれない。
そう思って、黒柳徹子さんのエッセイを手に取ってみることにしました。
本を読んだ事はないけれど、映画で観たので「窓ぎわのトットちゃん」ではないものを読んでみたい。
そして、発達障害のある子の育て方や接し方の参考にしたいので、徹子さんの子どもの頃の話が書いてあるものを読みたい。
そう思い調べた結果、「小さいころから考えてきたこと」を読んでみることにしました。
そうして分かったこと。
それは黒柳さんが、心は「トットちゃん」のまま大人になり今に至るのだなということ。
読み進めるうちに感じたのは、
黒柳さんは子どもの頃から、素直でまっすぐで、感受性が高く、行動力がある人だということ。
今で言えば、ADHDやLDの特性を持ちながらも、それを“自分らしさ”として輝かせて生きてきた方なんだなぁと感じました。
色々な失敗も積み重ねながら、俳優となり、ユニセフの親善大使として世界を周り子どもたちと向き合ってこられました。
そこで見たもの、聞いたものの話は悲惨で、胸が締め付けられる話ばかりです。
かと思えば、ロボット犬との生活の話なんかは声を出して笑ってしまうほど面白い。
どんな仕事も自分らしく楽しみながら、こなしていく。
「トットちゃん」と「天ちゃん」は、全く同じではないけれど、似たところがある。
そう思うと私は、既に手遅れなところもあるかもしれないけれど、天ちゃんを「トットちゃん」のように、「自分の思うように生きられる人」そして「特性を自分らしさとして生きられる人」に育てたいなと思いました。
そのために大切なもの。
それは、「トットちゃん」のご両親やトモエ学園の小林先生のような“子どもを信じる心”と“深い愛情”が必要だということ。
入学して3ヶ月で退学になっても、ありのままの「トットちゃん」を受け入れてに新しい学校「トモエ学園」を見つけたお母さん。
そして、「君は本当はいい子なんだよ」と伝え続けた、トモエ学園の小林先生。
9歳の天ちゃんに、今からでも間に合うのかは分かりません。
それでも、「トットちゃん」のように“特性を自分らしさとして思うように生きられる人”に育ってほしい。
そう思えるようになったのは、今も徹子さんの中にいる「トットちゃん」の言葉に出会えたからかもしれません。
天ちゃんを信じること。
そして、天ちゃんの中にある力を愛して見守ること。
それが、今の私にできる一番の“子育て”なのだと思います。
まとめ
「トットちゃん」と天ちゃんは似ているところから、黒柳徹子さんの本を読んでみることにしたのですが、そこには私の理想の子育てがありました。
子育てをしていると、ついついイラっとして強い言葉をかけて自己嫌悪に陥ったり、子どもがやりたがることに「ダメ!」と止めてしまったり。
振り返ってみると、全ては大人である私の「時間と心の余裕のなさ」から生まれた行動なのかもしれません。
今回読んだ『小さいころから考えてきたこと』の中で、印象の残った言葉。
「子どもは小さいほど、人間が一番大切で必要なものを持っている」
自分だって昔は子どもでした。
あの頃の自分が今でも自分の中にいるような気がしているけれど、きっと大人になるにつれて、気がつかないうちに失くしてきたものが無数にあるのだと思います。
だから、ついつい子どもがすることに手を出し、口を出してしまう。
天ちゃんの中にある力を愛して見守ること。
それが、今の私にできる一番の“子育て”なのだと、「トットちゃん」が改めて教えてくれました。
徹子さんのお母さんや小林先生のようにはいかないかもしれないけれど、それに近づきたい。
まずは“心の余裕を持つこと”と、“すぐに手や口を出さずに見守ること”を、今日からまた意識してみようと思います。
最後に、ずーっとテレビの第一線で活躍されている黒柳徹子さん。
本を読んでみると、本当に素直でまっすぐで魅力的な方であることが分かり、憧れの人生の先輩がまた一人増えました。
そして、エッセイが分かりやすくて読みやすくて、面白い上に、学びがある。
障害児育児中の方もそうでない方も、万人が分かりやすく楽しめる本が書けるって素晴らしい!
『窓ぎわのトットちゃん』が、戦後初のベストセラーになったのもわかる気がします。
今更かもしれないけれど、著書を全部読破していきたいです。
初めて読んだ黒柳徹子さんの著書『小さいときから考えてきたこと』は、徹子さんのまっすぐな言葉で綴られたアレコレに笑ったり涙したり、心に沁みる一冊でした。
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