「自分の芯が無いよね」
20代の頃、友人に言われた衝撃的な一言。
当時の私は、自分から友達を誘うことが出来なかった。
いつもその友人が誘ってくれたら行くみたいな感じで。
相手に合わせることしか出来ない人だった。
今思えば、私の育ちにも関係していると思うのだが、
自分に自信がなく、自己肯定感が低かったことも理由だろう。
私が誘って迷惑ではないか?
断られたらどうしよう?
そんなことを思っていた様な気がする。
友人に衝撃的な一言を言われて以来、ずっと考えていた。
「私の芯」って何?
月日は流れ「自分軸」「他人軸」という言葉に出会った。
そうか!私は「他人軸」で生きてきたのかもしれない。
でもね、それ以前に私に足りなかったもの。
『自己理解』だった。
「自己理解」出来たら、自然と「自分軸」も持つことが出来た。
この本に出会ってから。
正直、この本は「自己理解」のワークもやりながら読み進めるので非常に時間がかかる。
私は、現職に就く前の一年間、就労支援A型を利用していた。
だから、昼休みに毎日少しずつ読んでは自分の働き方を考えた。
ワーママは、とにかく時間がない。
だから、仕事の昼休みは子どもの居ない自分だけの時間として貴重な時間。
その貴重な時間を自分のために使って「自己理解」を進めた。
そして、私は転職した。また、パートだけど。
いや、子どもが小さく、障害児育児では、心身のバランスを考えるとパートが限界だ。
そもそもパートに出れるだけでも、私は障害児の母として有り難く感じる。
働きに出られないママは沢山いると思うから。
またパートだけど、職業としては「自己理解」のおかげで、天職に巡り逢った!」と言い切れるわけではないけれど、今までより自分の得意や興味関心を活かした仕事を選べた。
だから、今まで何度も転職してきた中で、今のところ仕事のストレスは一番少ない。
子育てをしていると、子どもに合わせることが多くなる。
特に、障害児育児は、とてもストレスが溜まって、疲れ果てて「なんでもいいや」と思うようになる。
だけど、それを長く続けると、自分というものを見失う。
そして、何かの拍子にぽっかり時間が空いた時、何していいか分からないと折角の自由な時間を無駄にしてしまう。
天ちゃんが小さい時の私がそうだった。
だから、今は、いつも本当の自分はこうしたい、これが食べたい、あそこに行きたいなど自分の気持ちや感じたことは大事にしている。
私は、心に感じた事、気になったことは、スマホでメモしている。
そして、スキマ時間にそれを楽しむ。
そうやって自分を大事に生きている。
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