【ADHD特性と付き合う①】忘れんぼは工夫でカバー!私の対処法あれこれ

すぐ忘れる 仕事と私と凸凹と
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軽度ADHDの私は、日々の生活の中でいくつかの“工夫”をしながら暮らしています。
たとえば「忘れっぽさ」や「頭の中のごちゃごちゃ感」——これがなかなかのくせ者でして。

ちなみに、ADHDにはお薬という選択肢もあります。
でも私の場合、薬にちょっと敏感な体質なことと、これまでこの“ごちゃついた頭”でなんとかやってきたという自負もあって、服薬はしていません。

大したことじゃないかもしれないけれど、私なりに見つけてきた「ちょっとラクになる方法」があります。
もし同じような特性で困っている誰かのヒントになればと思って、今日はその中でもとくに困っている『忘れっぽさ』について書いてみます。

忘れっぽい私のちょっとした工夫

ねこやま流・「忘れっぽさ」への対処法

  • iPhoneとApple Watchをフル活用!
    手元で通知が来るって、こんなにありがたいことだったとは。
  • やるべきことは、“今”やる!
    「あとでやろう」は忘れる予感しかしない。
  • リマインダー、どんどん使おう!
    忘れないための「他力本願」は、悪いことじゃない。
  • メモは“あちこちに”が基本です
    見える場所に、何度でも。同じことでも、何度でも。
  • 買い物はAmazon&楽天市場が頼れる味方
    店に行くと「買い忘れ」&「余計なもの」コンボが発動するので…

こんなふうに、忘れっぽい頭と付き合いながら、ちょっとした工夫で今日も私は生きています。
もし「わかる〜」って共感してもらえたら、うれしいです。
それでは、一つずつ詳しく説明していきます。


iPhoneとApple watchをフル活用!

私は、スマホはiPhone、時計はApple Watchを使っています。

この2つは、もう手放せない相棒です。

まずiPhone。電話はもちろん、私の代わりにいろんなことを覚えてくれる頼れる存在です。

スケジュール、ふと思いついたアイデア、日々の学び、ちょっとした思い出まで。ぜんぶお任せ。

そして、設定さえしておけば、必要な時に必要なことを、私が忘れていてもちゃんと教えてくれます。

たとえば服薬の時間や、予定の時間など。

赤いiPhoneとappleWatch

Apple Watchの一番の仕事は、この大事な相棒=iPhoneを探し出すこと。

「ココに忘れてますよ!」と、ピピッと音を鳴らして教えてくれるんです。

Apple Watchを使う前は「普通の腕時計で十分でしょ」と思っていました。

が、しかし——。

うっかりiPhoneをあちこちに置き忘れる私にとって、この「忘れ場所を教えてくれる機能」はまさに神。

今ではApple Watchも欠かせない相棒になりました。

ちなみに最近は、iPhoneを忘れにくくするために、肩からショルダー式でぶら下げています。

…おかげで忘れることは減りましたが、肩こりが増えたのは内緒です(笑)


Apple Watchが助けてくれることは、それだけじゃありません。

タイマー機能は、特に2つ以上の作業を同時にするときに大活躍。

たとえば、うちのお風呂はちょっと古くて、お湯張りは全自動じゃありません。

夕方、夕食を作りながらお風呂にお湯を入れるときは、「お湯いっぱいになる時間」にタイマーをセット。

これで、子どもの世話や料理に夢中になっても、ちゃんと気づけます。

アラームも同じく重宝しています。

一つのことに集中しすぎるのを防ぐため、「この作業はここまで!」と、学校のチャイムのように時間を区切るんです。

ちなみに、Apple Watchは基本的に音ではなく振動で知らせる設定にしています。

そうすると外出先や職場でも、周りの人に迷惑をかけません。


やるべきことは、“今”やる!

ADHDの特性のひとつに「先延ばし」があります。

私の場合、頭の中がいつも忙しくて、新しい刺激が入ったり時間が経ったりすると、あっという間に忘れてしまう。

その結果、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。

だから私は「すぐやる!」を基本ルールにしました。

このルールのきっかけは、ある失敗から。

子どもの児童手当の書類提出が必要だったのに、私はすっかり忘れていたのです。

もし提出しなかったら、我が家にとっては大打撃。

そんな大事なことを忘れていた私のもとに、親切な市役所の方からお電話が。

「今日中に…!」という状況に大慌て。

一日だけ猶予をいただき、なんとか無事に提出できました。

この経験で痛感しました。

「すぐやらないと、自分にも不利になるし、周囲にも迷惑をかける」と。

すぐやることで、脳の空き容量が増えます。

「あれをやらなきゃ!」と頭の片隅に残っていると、気持ちの余裕がなくなる。

頭と心のためにも、すぐやることは大事なんです。

今では、逆に「すぐ出来ることをやらない」ほうがモヤモヤして気持ち悪い。

失敗から生まれたこの習慣は、すっかり私の日常になりました。


リマインダー、どんどん使おう!

「すぐやる!」が基本の私ですが、どうしても今すぐには出来ないこともあります。

そんな時は、迷わず iPhone のリマインダーに入力します。

特に「絶対に忘れてはいけないこと」には、しっかり通知設定も。

例えば、次男は毎週金曜日に保育園で体操教室があります。

つまり、金曜日は体操服で登園。

長男の時から何年も繰り返していることなのに…未だによく忘れます(笑)

前日に次男が

「明日は金曜日だから、体操服だね!」

と声を掛けてくれても、翌朝には忘れている私。

そこで、毎週金曜日の朝7時に

「金曜日は次男、体操服で登園」

と通知するよう設定しました。

おかげで今は忘れずに送り出せています。

期限がある用事も、リマインダーの出番です。

我が家は近所に図書館があり、2週間に一度子どもたちと本を借ります。

返却日を忘れないよう、

「図書館に本を返す」

と入力して、期限日に通知してもらいます。

iPhone が小さな秘書のように、そっと教えてくれるおかげで、忘れんぼの私でも安心です。

リマインダーをセットし忘れた場合の失敗談はコチラ👇
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メモは“あちこちに”が基本です

私はこれまでお話してきた通り、基本的には iPhoneとApple Watch頼み。

でも、どちらも「開いて見なければ」意味がありません。

そこで実践しているのが、アナログな“あちこちメモ作戦”です。

これがまた、地味〜に効果的。

例えば、先日「次男・樹の保育園でケーキ作り当番」という予定が入った時。

私はこの情報を、思いついた順にいろんな場所に書き込みます。

  1. iPhoneの予定管理アプリ
  2. バッグに入れている手帳
  3. 家の冷蔵庫のカレンダー
  4. ブログ作業部屋のカレンダー

同じタイミングじゃなくても、気づいた時にどこかに書き足す。

もちろん、どれかに書き漏れることもあります(笑)

予定だけでなく、「エプロン・三角巾持たせる」といった持ち物リストも忘れず記入。

持ち物をきちんと持たせるのは、母の重要ミッションですからね。

さらに、iPhoneのリマインダーにも追加。

当日の朝にアラームが鳴るよう設定しておきます。

結果、この日は前日に冷蔵庫カレンダーの赤字メモを発見し、忘れずにエプロンと三角巾を持たせることができました。

…が!

マスクの記入を忘れていたため、案の定、持たせ忘れました(笑)

でも、以前から樹の保育園リュックの外ポケットには、予備のマスクを袋に入れて多めに常備していたので、樹が自分でそこから取り出して対応。

母さん忘れたけど…助かった!

ありがとう、樹さん1

買い物はAmazon&楽天市場が頼れる味方

買い物リストは、iPhoneのリマインダーで管理しています。

紙に書くと、そのメモ自体を持って行くのを忘れたり、どこに入れたか分からなくなることもしばしば。

スマホなら常に持ち歩いているので安心です。

その場で商品をカゴに入れたら、リストからチェックして消せるのも便利。


日用品は、Amazonの「定期おトク便」を愛用中です。

一番の理由は、忘れても「そろそろ届きますよ」と教えてくれて、買い忘れを防げること。

我が家では調味料は一升瓶で買うので、普段の買い物で重いものを持たずに済みます。

玄関まで届くありがたさに加え、割引までついてくるのも嬉しいポイント。

数量変更も可能で、変更期限が近づくとメールでお知らせしてくれるという親切設計。

…ただし、たまーにそのメール自体を読むのを忘れて、在庫チェックを怠り、届いてみたら「うわ、在庫過多じゃん!」という笑えない事態もあります(笑)。

Amazon.co.jp: Amazon定期おトク便
Amazon定期おトク便 ストアの優れたセレクションからオンラインショッピング。

楽天市場は、Amazonで見つからないものや、価格を比較して安いものを購入するときに利用します。

購入履歴が残るので、同じショップから同じ商品を繰り返し注文できて便利。

そして、ありがたいポイント制度。

気がつけば、そのポイントでまた買い物している私です。

: 【ADHD特性と付き合う①】忘れんぼは工夫でカバー!私の対処法あれこれ

まとめ

私は、人に迷惑をかけることが、とても精神的な負担に感じやすいタイプです。

だからこそ、できるだけ周りに迷惑をかけないように、日々工夫しながら暮らしています。

もちろん、頭では「誰かに頼ることも大事」だと分かってはいるのですが、それがなかなか難しいんですよね。

周りから「頑張りすぎ」と言われる私の今の課題は、文明の利器だけでなく“人”にも頼れるようになることかな…と感じています。

もしこの記事を読んで、「ここはもっとこうすると便利だよ!」とか「私はこんな方法でやってるよ」というアイデアがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

あなたの工夫も、きっと誰かの助け、そして新しい私の助けになるはずです。

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