発達っ子の長崎旅行エピソード:ちゃんぽん食べない問題

長崎ちゃんぽん 気づきメモ帳
chonpon
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みなさん、GWから2週間ほど経ちました。
今更ですが、今年のGWはどのように過ごされましたか?

我が家は日帰りで「長崎旅行」へ行ってきました。
目的は、家族みんなが大好きな長崎名物の「ちゃんぽん」を食べること。
そして、子どもたちが未経験の「路面電車」に乗ること。

そのつもりで行ったら、あれあれ?
旅行に行ったらみんな名物を食べると思っていたらまさかの珍事。
我が家の発達っ子の長男・天ちゃんは違いました。

いざ長崎へ!!


我が家の目の前の道路は、GWには大渋滞する道路。
なので、渋滞が始まる前の朝8時に出発!

途中までは一般道、長崎の少し手前から高速道路を利用しました。
そして到着したのは10時過ぎ。
流石の観光地・長崎。道路は激混み!!
そして運転する夫が一言。
「渋滞ある上に、路面電車が通ってるから運転が難しい」(;´д`)

余談ですが、私は大学の時に長崎で4年間を過ごしました。
卒業して長崎を離れて20年くらい。
流石に街の景色も変わっていましたが、長崎に来るとあの頃の思い出が脳裏に浮かびました。
失恋もしたけれど、今となってはいい思い出です♪( ´θ`)

そして長崎に来ると歌ってしまう前川清の名曲♪

♪あ〜長崎は今日も晴れだった〜〜〜

って、本当の歌は「雨」だろ!
でもね、我が家の天ちゃん大の晴れ男なんです!

だから、彼が楽しみにしている日は雨が降らないのです(笑)

観光しながら長崎ちゃんぽんのお店を探す


激混みの長崎での駐車場探しは、多少難航しました。
でも、巡り合った駐車場の目の前に路面電車の電停があって、すぐに路面電車に乗れました。
子どもたち、初めての路面電車♪
ゆったり楽しめれば良かったのですが、GWなので路面電車が満員電車でした(;´д`)

私が長崎で暮らした頃は運賃100円でした。
20年後の今は150円。
こんなところで物価の変動を感じました。

「早めにお店見つけて入らないと食べられないね〜」と新地中華街の電停で降車。
中華街を歩いてみたけど、既にどこも長蛇の列!
もはや何時に食べられるか分からないし、そもそも中華街を歩く事も大変な人の数。

中華街で食べる事は諦めて、長崎の繁華街にある「浜の町アーケード」へ。

そしたら、「孤独のグルメ」好きの夫が、五郎さんばりにお店を探し始めた(笑)

そして見つけてきた一軒の街のちゃんぽん屋さん!
無事に家族5人でお店に入れました。


あれ?名物食べないの?


席に着いて、いざ注文。

おばあちゃんと樹は、特製ちゃんぽん。
私と主人は、オーソドックスな長崎ちゃんぽん。

そして、天ちゃんはチャーシュー麺。

えっ?∑(゚Д゚)

天ちゃん、チャーシュー麺なの?

「長崎は、ちゃんぽんが有名なのよ!ちゃんぽんじゃなくていいの?」

と、何度か確認するも、ブレず。

これぞ発達っ子あるある。

その場の空気を読むのは苦手。

旅先では“ご当地メニュー”を食べるという暗黙のルールは理解出来ないというか、
そんなの関係ねぇ〜でした(笑)
その時の天ちゃんは、どうしてもチャーシュー麺が食べたかったんです。
そこは絶対曲げないで貫く!
これ、いい方向に使えたら最高の特性なんですよね〜〜〜

食後は、大浦天主堂など観光し、路面電車を楽しみ、電車好きの子ども達の希望で長崎駅へ。
長崎本線の電車と西九州新幹線を駅のホームで見学。
帰りに駅のお土産屋さんで、定番カステラを買って帰宅しました。

2週間後の衝撃発言

長崎の旅から2週間ほど経ったある日の夜。

天ちゃんが唐突に一言。

「ねぇ、お母さん。最近お家でちゃんぽん食べてないね?僕ちゃんぽん食べたいから今度作って!」

えっ?はい?最近、ちゃんぽん食べてない?

Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

あっ!そうか!彼は長崎でチャーシュー麺食べたからか!

主人と2人で、思わず吹き出してしまいました(笑)

そんな訳で、ご希望に応えて自宅でちゃんぽんを作って食べてもらいました。
内心、絶対長崎で食べた方が美味しかったはずと思いながら(笑)

まとめ:空気が読めないこともあるけれど



天ちゃんが、空気を読むのが苦手なことや強いこだわりが生活の支障になる事もあります。
だけど、家族に笑いと笑顔をもたらすキッカケにもなってくれることもあります。
そういう意味では、悪い事ばかりではないですね!

長崎の日帰り旅が2週間後まで楽しめるとは(笑)

そうそう、長崎の旅の翌日から、天ちゃんの電車ごっこの駅のアナウンスが長崎の路面電車になっています。
天ちゃんの頭の中は、長崎の街の中を走ってるから、急にちゃんぽん食べたくなったのかな?
何にせよ、言葉にはしないけど、きっと長崎の旅がとても気に入り、楽しかったのだと思う母です。

この話を読んで、同じように発達ちゃんの子育てをしているママやパパに「我が家もあるある」と思ってもらえたら嬉しいです。


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