先日の岡山旅行でも活躍してくれた、発達っ子・天ちゃんのイヤーマフ。
今回は、その「イヤーマフ選び」のお話です。
もしかして、聴覚過敏?
天ちゃんの聴覚過敏に気がついたのは赤ちゃんの頃。
大きな音がすると、びっくりしてパニックになったり、洗濯機や掃除機などのモーター音をすごく嫌がった。
それでも、生活音には少しずつ慣れていったので、保育園では特に困ることもなく。
初めてイヤーマフを買ったのは、小学校に上がってからでした。
きっかけは、電車で出かけたある日。
駅で、天ちゃんが耳を手で塞いでいるのに気づいたんです。
「何か苦手な音がする?」
そう尋ねると、
「電車のプシューの音が大きすぎてうるさい」
とのこと。
あれ?もしかして、普段の生活の中でも苦手な音が他にもあって我慢させてたのかも…?
気づくのが遅くなってごめんよ〜、と反省しながら、イヤーマフを買ってみることに。
最初の壁:「どれを買えばいいの〜?」
とはいえ、いざ買おうと思っても迷うことだらけ。
- どこで買えばいい?
- サイズ感は?
- 防音性能は?
できればいくつか試着して、天ちゃんに合うものを選びたい。
でも、そんな環境はなかなか見つからない…。
そこでAmazon先生登場!
レビューを繰り返し読み、1つ試しに注文してみました。
届いたものを装着してみると、天ちゃんはとても気に入って、家族で外出する時は必ず持ち歩くように。
このイヤーマフは、軽くてフィット感も良く、装着しない時はコンパクトに畳めるで、お出かけ用の小さなリュックに入れてもかさばらず助かっています。
カラーバリエーションも豊富で◎
イヤーマフが気に入った天ちゃん。
やがて、学校にも持って行くようになりました。
…が!
忘れんぼADHDボーイ、天ちゃん。
学校に持って行ったまま、置いて帰ってきたことも何度か(笑)
色選びでも、ひと悶着
学校用にもう1つ買おうとした時のこと。
Amazonの画面を見せて、「どれがいい?」と尋ねたら、天ちゃん即答。
「ピンク!」
母、ちょっと動揺(笑)
「ぴ、ピンクは…あの、返してもらえなくなるかも…女子に取られるかも…」
「え〜じゃあ、ミドリでいいや〜」
男の子でもピンクを好きって素敵なことだし、色に性別なんてないよね。
だけど、目立つ支援学級の子がさらにピンクのイヤーマフしてたら、万が一、からかわれたりしないかな…って。
ちょっぴり心配になっちゃった母でした。
結局、薄いエメラルドグリーンに落ち着いて、一安心。
コチラのイヤーマフも、学校で苦手な音やみんなの騒ぎ声対策に、自分で装着出来るようになりました。イヤーマフは安心するためのアイテムにもなっています。
このイヤーマフも防音性能や装着感は、先ほどのものとあまり変わらず使いやすさ◎
こっちの方がサイズは少し大きい感じがしますが、傷まなければ学年が上がっても使えそうです。
天ちゃんの場合は、いつでもすぐに使えるよう、小さな手提げバッグに入れて教室の机の横に掛けてあります。
使用感はどうだった?
現在小学3年生の天ちゃん。
Amazonで買ったキッズ用のサイズで、問題なく使えています。
防音性はそこまで高くなく、周囲の声が少し小さくなる程度。
でも、外の音がまったく聞こえなくなるのも危ないので、これくらいがちょうどいいのかも?
問題の「プシュー」音は、イヤーマフの上から手でぎゅーっと押さえて対処中(笑)
それでも効果があるみたいです。
「その手があったか!」と思った話
私は就労継続支援B型事業所で支援員として働いています。
そこに通う利用者さんの中にも、イヤーマフを使っている方がいます。
そのお母様とお話した時のこと。
「今使っているイヤーマフ、銃を撃つ時に使う“ライフル用”なんです」
なるほど〜!その手があったか!
ライフル用なら防音性能もしっかりしてるし、作りも丈夫そう。
天ちゃんが大人になったら、そういう選択肢もアリかもしれません。
まとめ:イヤーマフ選びは“旅”みたいなもの
発達特性のある子たちは、「合う/合わない」や「心地よさ」を、うまく言葉で伝えられないことも多い。
だからこそ、イヤーマフ選びはどうしても「試してみるしかない」んですよね。
近くに試着できるお店がある方は、ぜひ行ってみてください。
なければ、Amazonや楽天で少しずつ試すのもひとつの手。
聴覚過敏さんが安心して過ごせるために。
イヤーマフは、静かな日常を守ってくれる大事なパートナー。
我が家も、天ちゃんにぴったりなイヤーマフ探しの旅、まだまだ続きそうです。
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