何でもないことができる幸せ

カフェタイム 日々のこと
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先日、久しぶりに自分のための時間で繁華街へ行ってきた。
目的は、今年3月ぶりの美容室へ行くこと。
夏の間、ずーーーっと髪を切りに行きたかったけれど、休日は子どもたちもお休みだから行けず。
平日に仕事の休みがあっても平日にしか出来ない用事もあって、なかなか行けず。
秋になって予約を入れていたら、次男・樹がマイコプラズマに感染して予約キャンセル
(心の中で泣いた)
そしてやっと、そしてやっと、11月になって7ヶ月ぶりに美容室にいけた(万歳!!)

美容室に行くために、田舎暮らしの私が久しぶりに一人で繁華街へ出たので、街ブラ楽しんできた。

そして思った。

「なんでもないことが出来ることこそ、時間と心のゆとり」

そして

「幸せ」って本当に「そこにあるもの」

だってね。

美容室は最高の気分転換


私は、今の美容師さんに大学を卒業して就職したときに出会い、20年近く髪を切ってもらっている。
担当してくれている美容師さんが雇われの頃に出会い、彼の独立と共に私もそちらのお店に通うようになり、今や3店舗に。あっという間に、やり手のオーナーさんになられました(拍手)

就職してからの20年という時間の中で、私にも人生の変化が色々あり、他の美容室に行かざるを得ないこともあった。
でも、結婚して関東に引っ越した時も、帰郷の時には切ってもらっていた。
東日本大震災後に関東から帰郷して暮らしているので、その気になればまたいつでも行けるようになった♪
とはいえ、いつでも行こうと思えば行ける距離にあっても、自分のことが後回しで時間を取れないのがワーママの辛いところ(泣)

担当美容師さんとは、SNSも繋がっていて、私の人生の節目も髪の癖も知ってる美容師さんだと何でも話せるし、美容室へ行くだけで、髪を切ってスッキリ、何でもないこと話してスッキリで、最高の気分転換になる。

美容室が気分転換になると感じるのは私だけではないはず。
でもいつも思う。
美容師さんって色んな人の髪を切りながら、色んな話を聞かないといけないから大変そうだなと。
面白くないつまらない話、難しすぎて分からない話、興味の湧かない話、深刻な悩みなど何でもを聞かないといけなんだろうな。愚痴を聞かされるのが一番辛そうな気がする。
ヘアに関する技術以外に話術や聞く力も必要で、心のカウンセラーもしているのではないだろうか。
そう考えると、やっぱり世の美容師さん、本当にお疲れ様です。

ちょうどいい街の大きさ

私は20代の頃、繁華街近くで暮らし、百貨店で働いていた。
前述の通り、結婚して30代は関東で暮らした時期もあった。
関東から帰郷すると、地方の繁華街はちょっと小さく物足りなく、人が少なく空いているように感じるものだ。
それが田舎暮らしを楽しむ今、久しぶりに繁華街へ行くと、色んな変化に気が付くし、情報が多くてクラクラする(笑)

地方の繁華街でコレなのだから、もはや、関東の繁華街に行くことの方が今は少し怖い。
若い頃の記憶で、たまに行きたいと思う東京だけれど、行ったらめちゃくちゃ疲れるはずだから。
私が発達ちゃんだから慣れない場所や人混みは余計に疲れるのだと、診断をもらってから気がついた。
今の夫とは遠距離だったため、彼が暮らす関東へ行くと、何日か滞在するうち、日に日に疲労感を感じるようになり、しゃっくりが出て止まらず困った。
今になって思えば、心身ともにめちゃくちゃ頑張っていたのだと思う(あの頃の私エライ)。

ちょっと話が脱線するけれど、慣れない場所や人混みが疲れるので、普段の買い物で行くスーパーもある程度決まったところに行くことにしている。
慣れないスーパーは、まず買いたいモノがどこにあるのか探す段階で疲れる。
そして、レジの仕組み、支払いに使えるキャッシュレスサービスの確認などでまた疲れる。
だから、ある程度行き慣れたところで買い物はするようにしている。
そして、慣れないところで買い物する時は、店員さんがいたら何でも尋ねる。
コレが発達ちゃんの私が、慣れないお店で疲れを軽減させられる上に、買い物が早く済む方法である。

さて話は戻り、今私が暮らす街の繁華街も、私が20代の頃の繁華街とは発展して景色が変わりつつあるけれど、今はもうココで十分と思える。
なんだかんだ言っても、世間では名の知れた地方都市。
繁華街には、私の必要とするものはほぼある。
そもそも、比較的物欲が少ない私は、食べ物屋さんと本屋さんと映画館があればいい(笑)
生活に必要なものは、家の近くのスーパーとAmazon&楽天市場で事足りる。

「生きるのに本当に必要なものってそう多くは要らない」とこの歳になって思う。
忙しすぎて片付けきれないほどのモノに囲まれて生活しているから尚更(苦笑)

カフェでご褒美

子どもが生まれる前は、いつでも行けたカフェ。
髪を切った後、帰りの電車に乗る前に、久しぶりに一人でカフェへ。
日頃のご褒美と思って、大好きなコーヒーとケーキまで注文した。
一人でぼーっと考え事しながら、美味しいコーヒーとケーキを味わう。
そして、書店で新しく買った本を読んだ。
めちゃくちゃ贅沢で幸せな気分になれた(万歳‼️)
こんな何でもないようなことを満喫できる時間が出来たことに幸せを感じた。
こうして自分を大事にする時間、リフレッシュする時間の大事さを改めて思った。
そうして帰宅したら、子どもたちにも優しく出来た。
2日後には、もう子どもたちや夫に「キーーーッ!」となってましたけども
(効果長持ちさせられず残念)

リフレッシュ効果がどのくらい続くかはさておき、
誰にでも「自分のための時間」はとても大事。

「自分のための時間」は、忙しい日々があるからこそ貴重で幸せに感じられるもの。
バタバタと過ぎてゆく日々の中にも気がつけば幸せはあり、貴重な「自分のための時間」にしか味わえない幸せもあり。
そう考えたら、「幸せ」とは、本当に「そこにあるもの」なんだと気が付く。
だからこそ、今を精一杯生きよう。
今日という一日が無事に過ぎ、暖かな布団で眠れることが「幸せ」なのだから。



今回の「自分のため時間」で出会い、「久しぶりいい本に出会えた」と噛み締めながら、本当に毎日バッグの中にお守りのように入れて読んでいる。
読み終わったら、もう一度読み返す予定。オススメ。

大切に抱きしめたい お守りのことば (リベラル文庫)
言葉というのは、人を喜ばせたり、人を笑顔にするために使うものだと、心のどこかに刻まれて僕は成長しました。 言葉とは何か。そう聞かれたら、言葉はお守りと答えます。 そしてもっと言うなら、言葉は魔法です。(本文より) ていねいな生き方を重ねてき...
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