こんにちは、ねこやまです。
梅雨ですね。初夏ですね。蒸し暑いですね〜(;´д`)
皆さん、急な暑さでバテていませんか? 熱中症にはくれぐれもご注意を。
そんな、まだ暑さに慣れない今日この頃。
休日の朝、我が家の癒し系アーティスト・天ちゃんの工作作品を発見!

ジブリ好きで、「魔女の宅急便」のキキみたいに空を飛ぶのが夢な天ちゃん。
きっと「ドラえもんにはタケコプターがなきゃ!」という使命感だったのでしょう(笑)
8歳にして、まだ本気でホウキで飛べると信じている、可愛いヤツです♡
さてさて、今日はそんな天ちゃんと弟の樹(いつも一緒にドタバタしている私の宝物たち)と過ごす日々の中で起きたある変化のお話。
子どもの「推し」に付き合っていたら――
あれ? 気づいたら親の私の方がハマってる!? なんてこと、ありませんか?
あるある〜!と笑ってもらえたら嬉しいです。
それでは、いってみよう!

子どもの「興味」についていく日々
我が家には二人の愛息がおりますが、興味があるものが全く違うところもあれば重なるところもあります。
それぞれの場合で見てみましょう♪
▶︎自閉っ子あるある?天ちゃんの「好き」は奥が深い!
子どもの興味についていくことが始まったのは、天ちゃんが1歳の頃から始まりました。
①クルクル回るもの
風車(かざぐるま)、走る車のタイヤ、理容室の赤と青と白のクルクル(サインポールっていうらしい…知らなかった)、おもちゃのタイヤ、ギアのおもちゃetc…
▼ねこやま豆知識コーナー:サインポールの意味、知ってた?
- 赤=動脈
- 青=静脈
- 白=包帯
理容室が昔、医療行為も行っていた名残なんだそうです。へぇ〜!
クルクル回るものが好きなのは、自閉っ子あるあるですね!
私はこのクルクル好きで自閉っ子ではないかと検査前に確信を持ったことを覚えています。
おかげで身の回りのクルクルを見つけることが、私の楽しみになった時期がありました。

②観音開きの扉・門
赤ちゃんの天ちゃんを抱っこ紐に入れて散歩していた時、毎日指差していたけど最初はわからず。
スーッと通り過ぎると怒り出す。
門が好きなんだと分かってからは、満足いくまで見せました。
今は、自動ドア、電車のドアなど、真ん中から開いて閉まるタイプのドアを閉まるまで眺めて確認出来たら先に進めます。
改めて一緒にドアを眺めていると、色んなデザインや工夫に気が付き、その奥深さを一緒に楽しめるようになってきました。
③音・歌・メロディー・アナウンスなど耳から入るもの
天ちゃんは、聴覚過敏で苦手な音がある反面、耳から入ったものの方が記憶に残りやすいタイプ。
なので、絶対音感を育てることは出来てないかもしれないけど、リズム感がよく、歌も上手い。
笑ったのは幼い頃、車の中で聞いていたラジオCMを覚えたこと。
私が聞いていたFMラジオ各局の時報もメロディ付きで記憶し、再現!!
しかし、この聴覚優位な天ちゃんの才能に残念なことも。
都道府県の名前をYouTubeにある曲で覚えたのは素晴らしいんだけど、肝心のどの県がどこにあるのかを覚えられてないのが玉にキズなのです(^◇^;)
④電車・地下鉄・新幹線
数少ない男の子らしい興味が、電車・地下鉄・新幹線。
でも、天ちゃんの趣味はマニアックで、あんまり電車の車体には興味がないこと。
興味の対象は、「車内アナウンス」と「発車メロディー」を聞く事。
いつも乗る地下鉄の車内アナウンスを広告宣伝まで完璧に、しかも車掌さん、駅名アナウンス、英語の駅名アナウンス、広告と全て声色を変えながら再現。
そんなリアルアナウンスしながら電車ごっこするのが楽しそうです。
これぞ、天ちゃんの類稀なる才能!

⑤音楽
そして、音楽好きが天ちゃんの「推し活」へ発展。
天ちゃんの「推し活」といえば、以前も記事にしたこちら。
☆天ちゃんの推し活☆「松平健芸能生活50周年記念公演」
「上様」こと松平健さん。
天ちゃんが好きだからと、一緒のyoutubeで「マツケンTube」というマツケンさん公式チャンネルを観ていたら、マツケンさんが演技や歌はもちろん、料理もできる多彩な人であることに気が付きました。
度々天ちゃんと公演を観に行き、人間的にとても素晴らしいお方であることが分かり、私もすっかり夢中に(笑)
上様は、色気と品とオーラが違う!年齢なんてただの記号なんだと思わせてくれるお方です☆
▶︎樹の興味は、THE 男の子!
これが弟の樹になると、同じ男の子でも好きなものが全く違う!
天ちゃんはどちらかと言えば女の子が好むようなものが多かったんだけど、
樹は完璧にTHE 男の子!!
①恐竜
コレは男の子がハマる定番の一つでしょう。
保育園のお友達が恐竜が好きで、影響されました。
これまた樹は、耳で聞いたことよりも、目で見た映像やイラストのほうが記憶に残りやすい“視覚優位タイプ”みたいです。
まだ字が読めない樹に、恐竜図鑑を買い与え、図書館でも恐竜が主人公の絵本を借り、ひたすら読み聞かせ。
すると、恐竜の違いも自分で気が付き、いつの間にかスイスイ覚えるように。
毎晩のように恐竜の図鑑や絵本を読んでいると、これまで全く興味のなかった恐竜を自然と私も名前や草食・肉食など覚えてしまいました。
それでも、樹には勝てなかった…お母さん、そこにこのツノがあるのは◯◯恐竜だよ!と教えられました。
樹が恐竜好きになったお陰で、以前から親類に勧められていた「いのちの旅博物館」に行って、はるか昔の恐竜の時代に想いを馳せ、親子で楽しむという新しい経験ができました。

②ウルトラマン
これまた、THE 男の子!定番ですね。
大体の男の子が、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「戦隊モノ」のどれか推しになりますよね?
樹の場合は、保育園の親友が大のウルトラマン好きで、影響されて「ウルトラマン」推しに。
視覚優位タイプの樹は、初代ウルトラマン〜ウルトラマンアークまで、『全ウルトラマンパーフェクト大図鑑2024』に掲載されている50人以上のウルトラマンをほぼ完璧に覚えていました!(◎_◎;)
これぞ「好きこそ物の上手なれ」でしょうね。
さてさて実は私、1つだけ全話見たウルトラマンシリーズがあるんです。
それは「ウルトラマンティガ」
中学生の頃、V6のファンで、特に「長野博」の大ファンでした。
そのせいで、彼が主演した「ウルトラマンティガ」だけはビデオ録画して全話観たのです♡
この経験があったので、樹がウルトラマンどハマり時は、対応できました。
定番の「どのウルトラマンが好き?」の質問には、「ティガ♡」とね(笑)
でも、将来の夢はウルトラマンになる事!と言っていた樹。
ある商業施設で行われた「ウルトラマン展」にパパと行きました。
すると、入ってすぐに怪獣がいて怖くなり、ほとんど見ないで泣きながらすぐ出るという
チケット代が無駄になった事件がありました。
思わず、笑いながら「これじゃ〜ウルトラマンへの道は程遠いな〜」と言ってしまった母でした。

③新幹線・電車・戦闘機
やっぱり、これもTHE 男の子の定番。
電車や新幹線が好きというのは、兄の天ちゃんと同じで、お出かけ先に悩まず済むのが嬉しいところ。
でも、どちらかと言えば樹は「新幹線」が好き。
今は、休みの度にパパと新幹線の駅に行き、入場券で駅のホームへ入り、ホームを移動しながら新幹線を心ゆくまで堪能するのが休日の楽しみ♪
子どもたちの電車・新幹線好きに付き合ううちに、私も鉄ちゃんの端くれのような気持ちに。
いつも付き合うパパは完全に鉄ちゃんに(笑)
今年の冬は、関西方面へ家族旅行に行きました。
弾丸スケジュールながら、京都の鉄道博物館にも立ち寄ることができ、鉄ちゃんの端くれに成長した私も鉄道の奥深さを堪能!家族みんなで楽しめた、思い出深い旅になりました。
樹の不思議は、なぜか飛行機(旅客機)ではなく、戦闘機が好きなこと。
特に日本のゼロ戦やアメリカの飛行機が好き。
ゼロ戦はパパと本物の展示を観に行く始末(笑)
パパが日本の歴史に興味があって詳しいのでその影響でしょうか?
休日の朝から2人で第二次世界大戦関連のYouTubeチャンネルを見始めたら、私はそっと退散。
重たい内容に、どうしても心がついていかない母です。

④音楽
やっぱり樹も子どもらしく、音楽やリズムが大好きです。これも、お兄ちゃんと気が合うポイントの一つ。
でも、樹が好きなアーティストは「Mrs.GREEN APPLE」で、令和生まれらしい好みですね!
特にボーカルの大森元貴さんが「カッコイイ!!」と大絶賛。
もしかして将来はメイク男子になるのでしょうか?(笑)
車の中でMrs.GREEN APPLEの曲をかけるとノリノリ♪でご機嫌。
私も一緒に聞いていて、大森さんの高音が美しく、歌詞やメロディーなどの世界観にも惹かれ、
すっかりファンになりました。
いつか樹と一緒にライブに参加するのが、密かな夢。
でも、超人気バンドのためチケットが入手困難かも。
でもいつか生で聞けたら嬉しいな〜と思っています♪
樹とドライブで聴くために予約済みのMrs.GREEN APPLEの最新ベストアルバム(2025.7.8発売)がこちら👇(アマゾン・楽天で予約受付中♪)
気づき
子どもの興味に付き合っていて気がついたこと。
それは、自分の興味がないことでも、その環境に身を置くことで、自然と興味が湧いてくるということです。
例えば、恐竜なんて全く興味がなかったのに、毎日図鑑を読むうちに、顔を見るだけで名前が出てきたり、「これは草食」、「ここにツノがあるのは〇〇ザウルスだよ」なんて説明できるようになっていて、ーー 自分でもビックリです(笑)
そして、今まで興味のなかったことでも、心が動けばちゃんと頭に入る。
「自分の中になかったページ」が、人の“好き”に付き合うことで増えていく。
そんな風にして、楽しみの幅が広がっていくんだなぁと感じました。
これって子育てだけでなく、夫婦やパートナー、友人関係でも言えることなのかもしれません。
「自分は興味ないから」とバッサリ切ってしまうのではなく、ちょっと乗っかってみる。
すると、知らなかった世界が広がって、自分も相手も楽しくなる。
そんな風に、誰かの“推し”が、気づけば自分の“推し”になることも。
それって、とても素敵なことだなぁ〜と思います。
そしてもう一つ。
これは私が大人になって、親になってから気づいたことですが…
勉強って、興味がないと本当に頭に入らない!(笑)
学生時代にはそんなこと、まったく意識していませんでした。
でも社会人になり、親になって、ようやく「興味のエネルギー」ってすごいんだなと実感しています。
あの頃の勉強は、周囲に言われて“やらされていた”感覚が強かった。
だから「もっと勉強しておけばよかったな〜」って今さら思う。
……これ、共感してくれる人、結構いるんじゃないかな?
私は夫と結婚して、彼が歴史好きだったことがきっかけで気づきました。
あんなにテスト勉強で苦労していた日本史も、私の場合「人」に興味があるので、
歴史上の人物に一人でも惹かれるだけで、内容が面白くなるし、頭にもスッと入ってきたんです。
この経験から思ったのは、子どもには“興味の芽”を見つけて、それが育つようにサポートしてあげることが何より大事だということ。
健常児でももちろんですが、天ちゃんのような発達っ子には特に大事。
発達っ子には、「強いこだわり」と「驚異的な記憶力」がある一方で、興味がないことは全く入ってこない。
でも逆に、興味があれば理解が深まり、無限に吸収していきます。
大切なのは、「どういう切り口なら興味を持つか?」を探ること。
そして「どんな方法なら覚えやすいか?」を見極めること。
たとえば天ちゃんの場合、聴覚優位タイプなので、繰り返し耳から聞くことで記憶が定着します。
もちろん目で見ることも取り入れながら、本人に合ったやり方で関わるようにしています。
改めて思います。
「興味」のエネルギーって、本当にすごい!
まとめ
子どもの興味に一緒に夢中になって、調べたり、歌ったり、出掛けたりするのって、きっと子どもが思春期に入るまでの限られた時間。
子育てという長い道のりの中でも、ほんのひとときのこの時間は──
思いっきり楽しめば、きっと親にとっても人生の宝物になります。
だから私は、「今しかないこの瞬間を、全力で楽しんだもん勝ち!」の精神で、
今日も天ちゃんと一緒に『マツケンサンバⅡ』を歌い、電車に乗ってお出かけしています(笑)
次はどんなものに、どんなことにハマるのか?
どんな新しい世界を、私に見せてくれるのか?
そんなワクワクを、これからも一緒に楽しんでいきたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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