ママ友に余計なことを言っちゃった?ADHDの衝動性と向き合う私の反省と気づき

会話を思い出して凹む 仕事と私と凸凹と
記事内に広告が含まれています。

こんにちは、ねこやまです。

先日、次男・樹が通う保育園で、ママ友とのあいだにちょっとしたトラブルがありました。

きっかけは、私のADHD(注意欠如・多動症)の衝動性の特性。

つい思ったことを口にしてしまい、気が付けばみんなを巻き込む形に…。

今回は、私が巻き起こしてしまったトラブルの経緯と、その後の悩みや気づき、

そしてママ友との人間関係について、ありのままに綴ってみようと思います。

きっかけ:心配からの“ひとこと”

今回のトラブルのきっかけは、私の「心配」の気持ちから始まりました。

トラブルが起きた前日のこと。

樹をお迎えに行くと、樹の大の仲良しのAくんもママがお迎えに来ていて、園庭で遊んでいました。
「一緒に遊んでから帰りたいから、樹を早くお迎え行ってきて!」とAくん。

私は樹をお迎えに行きました。

園庭で一緒に少し遊んでから帰る事に。

遊んでいたAくんがママのそばに来た時、ママがAくんの左のこめかみの辺りに赤くなった傷を見つけました。

ママにどうしたの?と尋ねられたAくん。

「Bくんに叩かれた」と一言。

実はAくん、以前からよくBくんに叩かれたり、嫌な事を言われたりしているようでした。

他のママからもAくんのママに、「Bくんから叩かれてたけど大丈夫?」と心配の声が届き、Aくんのママは、どうしたものかと悩んでいました。

私もAくんの傷を見てビックリ(・Д・)

聞けば、両手グーでいっぱいパンチされたとのこと。
流石にこれは…と、Aくんのママと顔を見合わせました。

そんな傷を負っても、Aくんはやり返したりせず、我慢しているとのこと。

「お友達を叩いたり傷つけてはいけない」と我慢できていることはエラいけれど、ずっと一方的にやられるなんて不憫すぎると、私は胸が痛くなりました。

衝動性の特性から発することを我慢できなかった一言

そんなことがあった翌日。

いつものように樹をお迎えに行くと、偶然Bくんのママに遭遇しました。

元々、特別仲がいい訳ではないけれど、会えば多少の会話はする仲。

顔を見た瞬間、昨日のAくんの傷が思い出されました。
そして、私のADHDで脳内多動の頭の中で、脳内緊急会議。

Bくんのママは、息子がAくんを傷つけてることは知らないんだろうな。
ちょっと聞いてみようかな?
いやいや、第3者なんだから口出ししないの!
でも、このままじゃAくんが不憫だよ!
なんて言えば角が立たない?
う〜ん…心配する感じで聞いたらいいんじゃないかな?
『Bくん大丈夫?お家で荒れてる?とか??』
だから、ダメだよ!第3者は静観が一番。
口出し無用!!


一緒に樹とBくんが帰りの準備が出来るのを待っている時、脳内会議で「静観が一番!」と理性で制止されていたはずが、私の衝動性の特性が制止する理性を振り切って、出てしまった「ひとこと」。。。

「あっ!思い出した!昨日、Bくん大丈夫だった⁈なんかお家で荒れてた?昨日の帰りにAくんと一緒になったら、こめかみに傷が出来ててね、Bくんに叩かれたって言ってたからね。お家でなんかあって荒れてたのかな?と思って」

と、言ってしまった。(; ̄◇ ̄)

そして、あ〜言ってしまった。。。衝動性を抑えることが出来なかった。。。余計なことをしてしまったかもと、内心めちゃくちゃ凹む。

それを聞いたBくんのママ。
当然ながら、何も知らなかった様子で驚いて考えている。
そこにやってきたBくんに事の次第を聞いても、昨日Aくんと遊んでない、やってないの一点張り。

その後のBくんママとの会話は、なんて言っていいかしどろもどろ(苦笑)
なんとか適当に話を合わせることに必死でした。

まさかの両者鉢合わせに焦る

その後、樹と一緒に玄関へ向かうと、こちらに歩いてくるAくんのママの姿が…!

私はてっきりAくんはもう帰ったと思っていたので、
まさかこのタイミングで、AくんママとBくんママが鉢合わせ!?と、内心大パニック。

とにかく急いで靴を履いて、Aくんママのところへ駆け寄りました。

「Aくんが叩かれたって言ってて…。
Bくん、最近ちょっと荒れてる?って言っちゃったんだけど…。
本人に聞いても“遊んでない”“叩いてない”って言ってて…」

そう伝えると、Aくんママは「そっか、そっか、わかった」とうなずいて、園の中へ。

その瞬間、玄関でAくんママとBくんママの話し合いが始まりました(ひぇ〜!)。

一方その頃、Aくんと少し遊びたい樹は園庭で「待ちたい」と言い出す。

でも、私はもうこの場から消えたかった(笑)

「見てごらん、AくんママとBくんママがお話してるでしょ?
今日は遅くなるし、テレビの時間にも間に合わないから、帰ろう!」

なんとか言いくるめて、現場を脱出しました。


後悔とモヤモヤの嵐

車を運転しながら、私の頭の中はグルグル。

「Aくんが一方的に叩かれてたなんて、ほっとけなかったんだよ…」
「Aくんママも言い出しにくかったはず。私が機会を作ってあげた方が…」

と、自分の行動を正当化する一方で、

「でも、あんな言い方で良かったのかな…?」
「Aくんママにも勝手に動いちゃって、迷惑だったかも…」
「今頃2人で揉めてるかも…」
「…私、余計なことした…?」

と、モヤモヤは深まるばかり。

家に着いて同居の義母に話すと、
「まぁ、そのBくんの親も、自分の子が人を叩いてるって後から知るのも嫌だろうしね〜」と一言。

たしかに…!

その言葉に少し冷静さを取り戻し、Aくんママに謝罪のLINEを送りました。


勇気を出して謝罪。そして…

その日、Aくんママからの返信はありませんでした。

……あぁ、やっぱり怒ってるんだ……
勝手なことしたって思われたよね……
またやっちゃった……。・゜・(ノД`)・゜・。

後悔と自己嫌悪の無限ループに突入。
頭も心も重たくて、何もしたくない気分。

それでも、家事と育児は止まってくれない。
心ここにあらずのまま、淡々とこなす土曜日。

そんな午後、おやつの時間に……返事が来た!!!

ドキドキしながらLINEを開くと、

「昨日はバタバタしてて返せなかったけど、全然気にしなくて大丈夫だから!ありがとう♪」

良かったーーー(;ω;)

ホッとした気持ちと、「本当に言葉のまま受け取っていいの?」という、まだちょっとだけ残る不安。
でも、「次に会ったときに、ちゃんともう一度話そう」と決めました。


月曜日、再会

お迎えに行くと、Aくんママが笑顔で言ってくれました。

「本当に大丈夫だから、気にしないでいいよ!」

なんと、AくんママとBくんママは揉めることなく、ちゃんと話し合って丸く収まったとのこと。

よかった・・・・。・゜・(ノД`)・゜・。

遠足のお弁当箱忘れ事件に続き、またAくんママに救われたなぁ〜と、心の中で感謝の嵐でした。

【ADHDあるある】親子遠足でお弁当箱を忘れた話

気づきと学び

今回の件、今は丸く収まってホッとしていますが、
当日は本当に、胃がキリキリするほど落ち込みました。

私は軽度ADHDの診断を受けていて、
ときどき人との距離感をうまく取れなくなることがあります。

「良かれと思って言ったこと」が空回りしたり、
「今それ言う必要あった!?」
「なんでやめとけ!って思ったのに言わずに我慢できなかった?」って自分で後から反省したり。
…はい、今回も見事にそれでした(笑)

でもね、今回あらためて思ったのは、
人との関係って、結局“試行錯誤”なんだな〜ってこと。

ちょっと踏み込みすぎちゃったかな?とか、
逆に言わずに後悔することもある。

うまくいかないこともあるけど、
誠意を持って謝ったり、話したりすれば、修復できることもある。

そしてそれって、子育ても、人生も、全部同じなんですよね。

だから私はこれからも、失敗しながら、たまに落ち込みながらも、
人とちゃんと向き合っていきたいなと思います。

子育ても、ママ友との関係も、自分自身の特性との付き合いも。
どれも一発で正解が出せるわけじゃないけど、
間違えたらやり直せばいいし、また笑い合えたらそれでいい。

そんなふうに、“トライ&エラー”を重ねながら、
私は私のペースで進んでいこうと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「わかる〜」とか「うちも似たようなことあったな〜」なんて思った方は、
ぜひコメントも教えていただけたら嬉しいです♪

それから、、、
ぽちっと応援してもらえると、ねこやま小躍りします🐾
(クリックでブログ村に飛びます。ランキングに反映される仕組みです〜!)

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました