【ADHDあるある】イチローさんの本が消えた?!|読みかけの文庫本を紛失した話

さがしもの 私らしい働き方と日常
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こんにちは、ねこやまです。

先日、夫が一人でお出かけした帰りに、家族へお土産を買ってきてくれました。

それは、夫が子どもの頃から親しんでいるお店の肉まん。

その肉まんを見た時、私の“ADHDあるある”の失敗談を思い出し、苦く悔しい想いが蘇りました。

そんな私の苦い思い出を、みんなに笑ってもらえたら、この苦い思い出も昇華出来るかもしれないと思い、今回は肉まん屋さんで起きた軽度ADHDの私の失敗談を綴ってみようと思います。

よかったら、最後まで読んで笑ってもらえると嬉しいです。


大事に読んでいたイチローさんの本

私には、大事に読んでいたイチローさんの本がありました。
それがこちら👇️

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この本は、イチローさん本人の言葉が書かれているのではなく、イチローさんの素顔を知る人々の証言で、イチローさんの姿を浮き彫りにする内容。

この本を読み始める前、たまたまテレビでイチローさんが甲子園で優勝した高校の野球チームに指導に行っているニュースを見たんです。高校生に話しているイチローさんの言葉にすごく感動しました。

イチローさんは名言が多く、それをまとめた本がたくさん出版されています。
でも、元々「人」に興味関心が強い私は、イチローさんという人のことが知りたくて探し出した本でした。

プロ野球観戦が趣味の一つである私。
イチローさんの素顔が分かるのはもちろん、球界のあの選手とイチローさんが親交があったんだ〜と分かることも楽しい一冊でした。
それに、人によって見るところも感じることも違っていて、同じ人について話しているはずなのに、捉え方でこんなに変わるんだ〜と感じることもあって面白かったんです。
野球好きな人、私のように「人」に興味がある人には、きっと楽しめる一冊だと思います。

私はこの本が気に入って、いつもリュックに入れて大事に持ち歩き、時間がある時に少しずつ読み進めていました。

それがこんな形で、読み終わる前に、突然のお別れが来るなんて思いもしませんでした。

家族との週末、車の後部座席で読書

本を読む猫2

ある週末の土曜日のこと。
朝から疲労感MAX、ズーンと体は重く頭がぼーっとする日でした。
出掛けないで、今日はお家時間がいいなぁ〜と思っていました。

長男・天ちゃんは、放デイへ。
次男・樹に夫が一緒に出掛ける話をしていました。
新幹線を見に行って、公園で遊ぼうという計画のようでした。

夫が樹を連れて行ってくれるなら〜と、家でゆっくり休めるかもと思っていたら⋯。

「お母さんも一緒じゃないと嫌だ」と言い出す樹。
お父さんと2人でもいいじゃん!と説得してみても、当時はまだ保育園に通っていた樹には、通用せず。
仕方なく、お付き合いすることになりました。

まぁ、基本的には車に乗ってるだけでいいかなぁ〜と思って、ぼーっとする頭と重い体で、軽自動車の後部座席に樹と2人で乗り込みました。

後部座席で樹とお喋りしたり、昼食後は眠くなってウトウトしたり。
夫が買いたいものがあると言って、スポーツ用品店に行っている間、車の中で樹と2人で待っていました。
樹が眠っていたので、私はいつもリュックに入れて持ち歩いていたイチローさんの本を取り出して読書。

ぼーっとする頭だったけど、それでもイチローさんの本は面白かったんです。
“実はこんな一面もあったんだ〜”、“こんな交友関係もあるの?”と面白くて夢中で読んでいました。

肉まん屋さん到着、慌てて降車

スポーツ用品店に行っていた夫が車に戻り、
「天ちゃんにお土産で肉まん屋さんが近いから買って帰ろうか?」と言いました。

その肉まん屋さんは、夫が子どものころから親しんでいる地元では有名なお店。
我が家はみんな、そこの肉まんが大好きです。

早速、肉まんやさんへ向けて発車。
すると、樹が目を覚まし、大好きな肉まんやさんへ行くよと伝えると大喜び。
夫の情報によると、実は新しく「あんまん」も売り出したとのこと。
あんこ好きで、実は肉まんよりあんまんの方が好きな私は目が輝きました(笑)
せっかくなので、お土産に家族分の肉まん、3時のおやつに3人で新商品のあんまんを食べてみることにしました。

お店に到着しましたが、2台しか停められない駐車場は満車。
道路脇に車を寄せて待っていると、少しイライラしてる夫に「空いたら車入れるから、お店行って買ってきて」と言われ、慌てて車を降りました。

慌てん坊で疲労感MAXの私は、どうやら慌てて降りて、着地の際に足を車のどこかにぶつけて強打(笑)。

アイタタタ⋯と、足の痛みに襲われながらもお店へ行き、無事にお土産とおやつを買って、駐車場に入れた車に戻りました。

でも、この足の強打が、このあとの悲劇につながることに、この時はまだ知りませんでした。

公園で気づいた喪失

肉まん屋さんを出発して、樹と遊ぼうと近くにある大きな公園へ行きました。
この公園も、夫が子どものころから慣れ親しんできた公園です。

公園の駐車場に車を停めて、3人で3時のおやつタイム♪
新商品の“あんまん”が、すごく美味しくて、樹と「美味しいねぇ〜」と口福に包まれました。


飲み物を飲もうとリュックを開けて、水筒を取り出そうとしたときのこと。

“あれ!?イチローさんの本はどこ?”

肉まん屋さんに行く前まで手元にあって読んでいたはずの文庫本が見当たらなかったんです。

一人で焦る私。自分が座っている周りをどんなに探しても無い。
下に落ちてる?ーーいや、無い。
リュックの中を全部出してみてもーーやっぱり、無い。

気に入って楽しんでいたイチローさんの本が、忽然と姿を消しました(悲)。

肉まん屋さんに忘れた?ーーいや、財布以外は出してない。
それに、もし忘れてたらお店の人や他のお客さんが教えてくれるだろう。

うーん⋯どこへ?なぜ消えた?

考えられるのはただ一つ。

あの、慌てて車から降りた時、私は本をリュックに入れたつもりが、実は膝の上に置いていたのかもしれない。それで、降りた拍子に一緒に車の外へ投げ出されたのに、足を打ちつけた痛みに気が取られ、本が落ちたことには気が付かなかった⋯。

どんなに考えても、それしか思いつきませんでした。

そして、「本がない!肉まん屋さんのところで落としたかな?」の言葉に対して返ってきた夫からの一言。

「ハッキリどこにあるのか分からないのに、今から引き返したりしないよ」

Σ( ° △ °|||)

こうして、読みかけのイチローさんの本との突然の別れとなったのでした。


大事なものを失くしてきた私と、ADHDの脳の話

このイチローさんの本との突然の別れを経験して、改めて感じたこと。

それはーー

軽度ADHD特性+疲労の蓄積⇒不注意で失敗する可能性が更に高まる

ということ。

ただでさえ、意識していても不注意で「うっかり」がある私。
そんな私に疲労が蓄積されると、頭がよく働かないものだから、余計に不注意特性が強まる状態になりやすいようです。

そして今回の場合、その不注意で「うっかり」足を強打したおかげで、その痛みに脳がフォーカスしてしまうと、周りの他のことが入らなくなってしまったのでしょう。

こうやって、私はこれまでも大事なものを失くしてきたのだなぁ〜としみじみと思うのです(悲)。

何気なく置いて、他の刺激が入るとそちらに意識が向いて忘れてしまう。
あとになって気がついた時には、どこでどうやって失くしたのか分からない。

あのお気に入りの傘も、買ったばかりのマンガ本も⋯。

失くす度に“あぁ〜またやってしまった⋯。何やってんだろう”と、自分を責め、落ち込み、もう一度買えるものは買い直し、買えないものは諦めるということを繰り返してきました。

でも、自分が軽度ADHDであることが分かってからは、これもある程度受け入れられるようになったんですよね。

特性もあるから仕方ない。対策を考えよう!ってね。
そして、「これも含めて私なんだ」と気持ちを持ち直せるようになりました。


まとめ

今回は、夫が買ってきてくれた肉まんから思い出した、私の大事な本を失くしたエピソードを綴ってみました。

今回の本だけではなく、何かを失くすたびに対策をしてきました。
毎回同じ場所にしまう、わかりやすく印を付ける、失くした時のことを考えて高価なものは持ち歩かない⋯などなど。

それでも、悲しいかな⋯やっちゃうんです(苦笑)。

ADHDだと分かる前は、なんでこんなによく色んなものを失くしたり、忘れたりするんだろうと、自分が嫌になることが何度もありました。

診断を受けた今は、「これぞ、私の真骨頂!紛失の術&忘れんぼの術」と、諦めにも似た受け入れが出来るようになりました。

気をつけていてもどうにもならない
=ある程度は諦めてそれを受け入れるしかない

と思えるようになったんです。

そして、私の手を離れたものは、私が卒業しないといけなかったもの or 私よりそれを必要としている人のところへ旅立ったのだと、ポジティブに考えるようになりました。

この記事が、何で私ってこうなの〜?と、私と同じようなことに悩んでいる人に、“あなただけじゃないよ”と届くと嬉しいなと思います。

そして、消えてしまったイチローさんの本が、野球が大好きな少年とか、必要としている誰かのところに届いて役に立っているといいなと願っています。

最後に余談ですが⋯

車を降りる時に足を強打してしまったせいで、あんまんを食べた後に公園で樹と走り回って遊べなかったどころか、歩くのも大変で良くなるのに数日かかり、老化を感じました。
本も失くし、足も痛める⋯トホホな休日だったことは、最後まで読んでくれたあなたにだけ教える秘密の話です(笑)。




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