こんにちは、ねこやまです。
みなさん、アニメはお好きですか?
私は、今でこそ時間がなくてテレビの前でのんびり観ている時間が無くなりましたが、子どもの頃はテレビっ子で、色んなアニメを観てきました。
アニメを好んで観るのは、令和の子どもたちも変わらず…なようで。
我が家では、特に発達障害のある長男・天ちゃんがアニメが好きです。
今ハマっているのは、「ちびまる子ちゃん」。
その前は、ずっとジブリ作品でした。
ちなみに天ちゃん、次男・樹と違って、戦隊ものやヒーローものには全く興味がありません。
小さいときから、男の子だけど女の子が好きそうなものが好きな傾向があります。
そんな天ちゃんが、生まれた時から10歳になる今でも飽きることなく毎週欠かさず観ている愛してやまないアニメがあります。
それはー
「おさるのジョージ」です。
今回は、天ちゃんと「おさるのジョージ」についてお話してみようと思います。
天ちゃんの興味の変遷
天ちゃんは、発達障害の特性もあってか、興味の範囲が狭いけれど、興味の移り変わりも早い子です。
生まれたときから、クルクル回るものとキラキラ光るもの、音がなるものは好きでした。
それは今でも、特に光るものや音が出るものは大好きです。
電車や新幹線にもハマったことがありました。
でも、天ちゃんは音を聞くのが好きで、もっぱら車両よりも「アナウンス」好き。
電車に乗るとドアの近くに立って、これまた小さい頃から好きなドアの開閉を見ながら、アナウンスを聞いて記憶しています。
その記憶力は凄まじく、駅名だけでなく、注意事項や広告まで完璧に覚えて、お家の電車ごっこは超リアルです(笑)
その後どうしても欲しいと言って買ったものが「シルバニアファミリー」。
男の子に…と私も悩みましたが、性別で興味のあることを奪うのは違うと思い、お店に買いに行きました。
でも、そんな親を悩ませた買い物も、今ではおもちゃ箱の中で、あまり出番がありません(笑)
次にハマったのが「ジブリ作品」でした。
特に好きなのは「千と千尋の神隠し」と「魔女の宅急便」でした。
療育の工作で、木工の時間に大きなホウキを作って帰って来るほどのハマり具合で、「なんで天ちゃんは飛べないんだろ?」と繰り返し私に質問していました。
そんな興味の変遷を経て、現在進行形なのが「ちびまる子ちゃん」です。
「静岡に行きたい」、「ちびまる子ちゃんランドに行きたい」を繰り返しています。
こんな天ちゃんも今年で10歳。
いろいろ興味は変わってきたけれど、変わらず毎週必ず観ているのが、「おさるのジョージ」です。
NHK Eテレで毎週欠かさず観ているので、同じ回を何度も観ているはずなのに、天ちゃんは全く飽きないんです。
▶我が家の子どもたちの興味の変遷に関する記事はこちら👇️
子どもの興味に付き合っていたら、親の私もどハマり⁉~気づけばオタク⁈ でもそれが案外楽しいって話~
「おさるのジョージ」なぜ飽きない?

天ちゃんが、おさるのジョージを観始めたのは、物心がついたころから。
現在と同じく、NHK Eテレで放送されているのを観たのが始まりでした。
小さい頃は、苦手なことでパニックして泣いて暴れてどうしようもない時に、録画していた「おさるのジョージ」を再生するとおとなしくなって救われたものです。
なぜ、天ちゃんは未だに飽きずに観ているのか?
母親としての推測も含め考えてみました。
①同じものを繰り返し観る安心感
天ちゃんは、基本的に家族以外では言いませんが、家族には同じ質問をして、同じ答えが戻ってくることを繰り返します。
これが天ちゃんにとっての日常会話です。
例えば「赤信号は絶対止まらないとダメだよね?」と絶対に自分がやってはダメだと分かっていることを確認するかのように質問してきます。
学校でこんなことがあった〜みたいな、一般的な話はとても少ないです。強く印象に残ったエピソードがある時にしか話しません。
だから、変化に不安を感じやすい発達障害児の天ちゃんは、同じものを繰り返す安心感で飽きずに見られるのかもしれません。
②自分の代わりに「おさるのジョージ」が“いたずら”や“失敗”をする
天ちゃんは、「ルールはまもらないと!」のタイプ。
でも内心では、悪いこともしてみたいんです。
実際には、自分が出来ない“いたずら”をジョージが悪気もなくやってくれる。
それが天ちゃんの心を満たしてくれているのかも!?と思っています。
それから、天ちゃんは“失敗”するとパニックしちゃうんです。
これもまたジョージは興味や閃きのままに行動し、“失敗”して見せる。
だけどジョージは上手いことこのピンチを切り抜けて、円満解決するんですよね。
しかも、黄色い帽子のおじさんが、失敗しても基本的に怒らない。
これもまた天ちゃんの心をくすぐっている気がします。
③エピソードが短くて集中できる
おさるのジョージは、一つのエピソードが短くて、子どもが集中して見られるのではないか?と思うんです。
「そんなに好きじゃない」と言いながらも、次男・樹もジョージの世界に引き込まれて一緒に集中して見ちゃう長さなんですよね。
天ちゃんは多動があるけれど、集中すると止まって見ています。
子どもにちょうどいい長さなのかもしれません。
④意外と学びがある
「おさるのジョージ」って、アニメだけど意外と学びがあるんです。
アメリカのアニメだから、文化の違いもあるし、ジョージが閃いてやって見せる内容にも、大人でも“そんなこと思いつかなかった!”があるんですよね。
子どもと一緒に大人が観ても、実は結構楽しんで観られるんです。
天ちゃんもジョージに習ったことが沢山あるはずです。
10年飽きずに観ている天ちゃんが特に好きな回を紹介します。
一つは、「ギターを作ろう」の回。
田舎の家に行ってジェンキンスさんの納屋で、ダンスパーティーが行われるんです。音楽が好きな天ちゃんは、黄色い帽子のおじさんのカントリーバンドの曲で一緒にノリノリでした(笑)
もう一つは、親の私も助けられたエピソード。
「なぜ歯を磨くの?」の回。
虫歯になったジョージが歯医者さんに行って、治療してもらうんですが、お口の中にバイキンが出てきて歌うんですよね〜。
この回を観た後から、私は「ジョージのお口と同じでバイキンがいるからしっかり歯磨きしよう」と声を掛けるようになり、子どもたちもあのバイキンと頭に浮かぶようになりました。
天ちゃんが飽きずに観続けた結果、「おさるのジョージ」は我が家の生活の一部になっています。
10年観続けて、母として感じること
天ちゃんが「おさるのジョージ」を10年観続けて、母の私が感じること。
パニックを起こして泣きながら録画された「おさるのジョージ」を観ていた天ちゃんが、大きくなるにつれて毎週の放送を楽しみに待つようになりました。
今では、各エピソードの中身が分かっているので多動が出ても困らないようで、動きながらも観ている天ちゃんです(笑)
天ちゃんにとって、「おさるのジョージ」は色んなことを教えてくれる友達みたいな存在かな?と思います。
しかも、ずっと変わらない安心をくれる友達です。
別記事でもお話したことがありますが、発達障害のある子にとって、「変わらない安心」はとても大事です。
色んなことに戸惑いながら毎日を過ごし成長してきた発達障害のある天ちゃんにとって、
「おさるのジョージ」は安心と学びを与えてくれる大事な友だちです。
実はこんなエピソードもあります。
ある日の買い物の時の出来事。
ショッピングモールの本屋さんで、くじ引きをやっていました。
1等は「おさるのジョージ」のぬいぐるみでした。
私が食料品の買い物に行っている間、本屋さんでおばあちゃんと待っていた天ちゃんと樹。
私が本屋さんに戻ると、天ちゃんは1等のジョージのぬいぐるみを抱いていてビックリ!!
おばあちゃんにおねだりして、くじ引きをした子どもたち。
なんと天ちゃんが1等を当てたんです(笑)
今でも、天ちゃんの一人遊びで大活躍の「おさるのジョージ」のぬいぐるみ。
テレビでも、ぬいぐるみも本当に天ちゃんの大事なお友達になっています。
▶発達障害の子の「変わらない安心」のお話はこちら👇️
変わらない先生がいるだけで|安心は”場所”じゃなく”人”から生まれると気づいた話
我が家で愛用しているもの

天ちゃんの大事なお友達になっている「おさるのジョージ」には、沢山のグッズがありますが、その中から我が家で愛用しているものをご紹介します。
①絵本
「アニメ おさるのジョージ ドーナツこわい」
このエピソードは、テレビで観て、天ちゃんが好きだった回の一つ。
黄色い帽子のおじさんに、「ドーナツ1ダース買ってきて」と頼まれて買いに行くんですが、「0」の使い方を習ったばかりのジョージが1ダースのメモに「0」を足して大変なことに…。
このエピソードのおかげで、「0」が増えると数が大きくなることをジョージと一緒に学んだ天ちゃん。
「1に0がついたら10、もう一つ0がついたら100だね!」と数の概念が入らない天ちゃんですが、数が大きくなることを教えてもらった大好きな回で、絵本を買って何度も読みました。

「アニメおさるのジョージ いまなんじ?」
この本は、表紙に大きな針の動かせる時計が付いているのが特徴です。
天ちゃんは、時計で時間を読むことをなかなか覚えられませんでした。
そんなときに、“ジョージの時計なら覚えられるかも?”と思って買った本でした。
ジョージが幼稚園へ行くのに、登園バスの時間、幼稚園への到着時間、ランチタイムなど、生活の中の時間を意識してお話が進んで行きます。
このエピソードも好きで、何度も本を読みました。
樹がこの本を必要とする頃には、すでにボロボロで、物語の途中の部分が外れていました。樹も繰り返し読んで、最後は時計だけになってしまっていました(笑)

②DVD
「劇場版 おさるのジョージ3/ジャングルへ帰ろう 」
このDVDは、正直たまたまお店で見つけて、天ちゃんがジョージが大好きだから購入したもの。
出会いはたまたまだったけど、気に入って何度も観ています。
おさるのジョージが宇宙飛行士として宇宙探検に行くことになり、ロケットに乗ったはいいものの、ロケットがアフリカに不時着。
ジョージはジャングルを探検し、新しいお友達を作るというストーリー。
劇場版なので、長いと子どもたちの集中力が続かないかも?と心配しましたが、子ども向けで1時間20分の作品なので、最後までちゃんと観られました。

実は、これ以外にも1Lの牛乳パックに取り付けて使える取っ手も愛用していますが、もう販売されていないようで、ご紹介出来ず残念。
こんな風に、我が家では生活の中に「おさるのジョージ」が入っています。
キャラクターとしても可愛いグッズも沢山あって、大人女子もときめく商品がいっぱいあるので、是非お店で見かけたら手にとってみてください。
まとめ
発達障害を持つ天ちゃんは、小さい頃から、あまりお友達を作ることやお友達と遊ぶことに興味を持たない子でした。
一人遊びが多くて、それが特性からのものと分かってはいても、親としては、心配だったり、寂しかったりしました。
そんな天ちゃんに、リアルなお友達ではないけれど、色んなことを教えてくれ、一緒に遊んでくれたのが「おさるのジョージ」でした。
境界知能で精神年齢も同学年の子と比べて成長が遅い天ちゃん。
そんな天ちゃんが、安心して楽しめ、わかりやすい。
親が教えたいことや生活の中で学んで欲しいことも、「おさるのジョージ」が色んなことをして見せてくれる。
親が言っても通じないことも、「おさるのジョージ」なら理解できるし、納得出来る。
この10年を振り返ると、本当に「おさるのジョージ」に助けられた10年だったような気がします。
4年生になった天ちゃんは今、「自分にはお友達が少ないのはなんでだろう?」と口にするようになりました。
その言葉には胸が痛むけれど、お友達と遊ぶ楽しさを知り、お友達の人数を気にする発言が出たこと自体が成長だと思います。
天ちゃんにもいつかは「おさるのジョージ」を卒業する日がくるかもしれません。
でも、安心できる、変わらない物があるって大切で、それがあったからここまで成長してこられた。
「おさるのジョージ」には、感謝しかありません。
みなさんのお子さんの周りにも、変わらず好きなものや支えてくれているものはありませんか?
見つけられた人は、それを大事にしてください。
見つかっていない方には、「おさるのジョージ」オススメです。
最後に、「おさるのジョージ」を観ていていつも思うこと。
いつか私も子どもたちがいたずらや失敗をしても黄色い帽子のおじさんみたいに怒らないママになれますように☆
最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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